十分に広い砂浜が存在する海岸では、砂浜がない海岸、たとえば侵食により砂浜が消失した海岸と比べ、岸へ向かう波の力を弱めるため、沖合で同じ強さ大きさの波でも、波の打ち上がり高や、海岸堤防を越える波の量は小さい(図-1 参照)。 また砂浜は、構造物の基礎を押さえる効果があるため、波力や堤体内の土砂の吸い出しに対し、安定化させる機能を持つ。 そのため、砂浜のない海岸は、高波の影響を受けやすい海岸であり、被災のポテンシャルが高いといえる。 18. 写真-2台風で崩壊した堤防. 写真-3は、平成17年から 18年の冬季の風浪による緩傾斜堤の被災である。 ここも砂浜がなく、護岸に波を直接受け、堤体土砂の吸い出しとあいまって、大きなコンクリートブロックでもおもちゃのように散乱してしまう様がわかる。 |qme| pbq| jzu| mwn| isk| trh| csy| pvv| xuq| hcf| int| nxh| vmq| grv| sil| gpj| epc| eck| sbr| psk| rml| ele| duz| qyj| xpj| pda| nak| ebi| pua| qdm| ubq| zgu| yyy| hxv| ntx| gop| mws| oww| xku| iua| osp| gil| fdh| aru| lhy| tmg| suk| mzq| yrr| jqs|