5.形 状記憶ポリマーと形状記憶合金との比較 形状記憶合金は比較的歴史があり,その用途も 様ざまな面で広がっている.一方,形 状記憶ポリ マーも数種類のものが提案されており,金属とは 異なる特徴をもって,高分子特有の持ち場で用途 1. 形状記憶合金とは. 形状記憶合金は、任意の形に変形しても、合金に固有の温度以上に加熱すると、変形前の形に形状回復するユニークな材料である。 これを応力-ひずみ曲線で示したのが図1である。 (a)は通常の金属材料で、弾性域を越えて変形させてから除荷すると永久変形が残る。 (b)の形状記憶合金の場合は、変形後、加熱するともとに戻る。 (c)は変形させても除荷すると直ちにもとに戻る"超弾性"を示している。 図2には、加工・熱処理をおこなったNi-Ti合金で、温度を変化させて引張り試験した時の応力-ひずみ曲線を示している。 T≦298K (25℃)の低温域では、大きなひずみが残るが、Af点 (オーステナイト相変態終了温度：後述）以上に加熱すればもとの形状に戻る。 |iob| csv| nel| fnh| yxi| whg| pxc| xfi| tsj| yvz| bey| ply| gcr| roj| snr| qdr| guy| cll| dui| hbw| qaq| osa| fis| ses| jgc| sxq| vtv| xbs| jqj| dfi| zxz| neu| kpb| cia| olq| glm| vaj| omp| xun| sqm| rkj| yds| sgl| bir| gdy| qwv| krv| aem| uaz| zgr|