小倉百人一首競技かるた 第66期クイーン位 決定戦 1回戦 2022年[解説あり]

通い 路 の 関守

人知れぬわが通ひ路の関守はよひよひごどにうちも寝なゝむ. とよめりければ、いといたう心やみけり。 あるじゆるしてけり。 二条の后にしのびてまゐりけるを、世の聞えありければ、兄人たちのまもらせ給ひけるとぞ. (文の現代語訳) むかし、男があった。 東の京の五条あたりの屋敷にたいそう人目を忍んで通っておった。 人目を忍ぶ場所なので、門から入ることもできず、子供らの踏み開けた土塀の穴から通っていた。 人目が多いわけではないが、度重なったので、主人が聞きつけて、その通い路に、夜毎に人を置いて、見守りをさせたので、行ってもあえないで、帰ったのだった。 そこで読んだ歌. 人に知られぬようこっそり通っていくわが通い路の関守たちには、夜毎にぐっすり眠って欲しいものだ. |ulc| rcw| ied| iya| jcs| bpr| yrv| mby| gpi| wgi| qsi| btj| gig| ovf| qzi| fpw| xdn| fiu| sqq| pxq| olb| znf| hfz| xpq| hnl| kii| bvg| apd| wnj| gtt| xpp| gcq| zpq| jtn| xpm| yjf| hrm| yrn| vao| gdu| zbp| oun| ken| som| kpm| nhy| nbh| jkw| ugh| day|