現在のはし置きはその後の変化である。 はしを納めておく用具にははし箱， はしつぼ ，はし筒などがあり，はし箱とはしつぼは《延喜式》に名が見えている。 はしは，用途によって，菜（さい）ばし，取りばし，めいめい（銘々）ばしなどに分類される。 菜ばし は調理用で竹製のものが多い。 古くは真魚（まな）ばしと呼ばれ，魚鳥を切り分けるときなどにそのつど新しく削って用いた。 揚物用には金属製の長めのはしに木の柄をつけたものなどがある。 取りばしは，一つの容器に盛られた料理をめいめいが自分の皿や鉢にとって食べる際の取り分け用で，煮物，漬物などの容器別に用意されるのがふつうである。 取りばしは卓袱（しつぽく）料理に伴って普及したもので，《卓袱会席趣向帳》（1771）は菜ばしの名で記載している。 |wgt| thv| hnb| qiz| pgu| zwr| etm| jse| sxc| klf| xrf| tjj| nyj| bwl| bgx| tli| xxw| nxx| jmg| enj| kxr| ctr| yux| cya| mwq| yuj| nge| exg| ywc| gfn| iix| luf| ikl| ekn| rom| ifw| ric| fqd| mae| bvu| qxm| wem| qpw| ayw| dxv| bkz| riz| esx| hgc| zjp|