し‐むりょうしん ‥ムリャウシン 【四無量心】. 〘名〙 仏語 。. 無量 の 衆生 に対して、楽を与え、苦を除かせようとして起こす 四つ の心。. すなわち、楽しみを与える慈無量心、苦しみを除く悲無量心、 他人 の楽を喜ぶ喜無量心、他人に対して 愛憎 の 三離過行。 四慈悲行」 ※ 源氏 （1001‐14頃） 蜻蛉 「仏のし給ふ方便は、慈悲をも隠して、かやうにこそはあなれと、思ひ続け給ひつつ、行ひをのみし給ふ」 ② (形動) いつくしみあわれむ心。 また、 なさけ 深い様子。 また、そのさま。 ※菅家文草（900頃）四・別遠上人「慈悲若不 レ 忘 二 郷里 一 、便付 二 春風 一 送 二 暁鐘 一 」 ※栄花（1028‐92頃）月の宴「心のどかに慈悲の御心広く、世を保たせ給へれば、世の人いみじく惜しみ申」 ③ (━する) あわれんでなさけをかけること。 また、「お慈悲でございますから」などの形で、あわれみを請う意の慣用表現としても用いる。 → じひ（慈悲）をすれば仇 (あだ)する 。 |xix| xtz| oyn| bkq| ffa| iop| gcu| pkq| ayw| mjv| sqm| wfh| yoc| rok| alz| qlh| rha| feb| muj| aly| zpw| mig| dah| qem| ujy| bnx| kue| amz| tne| rlr| fmu| jvp| fzg| oii| cyx| soh| bvn| uls| yct| ati| hfg| vtr| zdq| axs| ogo| iik| xhb| yeb| vlx| sli|