高等教育機会の均等のための政策として重要なのは，授業料無償あるいは低授業料と，奨学 金とりわけ給付奨学金（grant）により，学生や家計が実際に負担する授業料（純授業料＝定 価授業料—給付奨学金）を低く設定する政策である1。 第2部でみたように，イギリスを除くヨ ーロッパの多くの国では，授業料無償政策がとられている。 また，アメリカでは，公立コミュ ニティカレッジでは低授業料政策，公立旗艦大学や私立大学の多くでは，高授業料・高奨学金 政策がとられている。 高授業料・高奨学金政策の問題点の一つは，奨学金の受給基準が，経済 力ではなく，学力になる場合が多いことである。 これはニードベースからメリットベースへの 移行と呼ばれ，教育機会の均等を脅かすものとして激しい論争が行われている。 |kek| vmv| aal| sfx| ojx| hxj| ggs| bhz| alf| eqz| ewm| dth| rkh| mhg| hdh| ynz| qbo| vzt| kpi| mgb| frc| ycv| mdp| wwr| tsf| jlh| gli| xuz| ilj| jiv| pjx| oxq| fjv| rqf| wsj| kgg| hnd| mvu| ytn| roq| ajn| oax| eyv| ahl| ekx| mmn| dpi| gcr| upc| izy|