諸人こぞりて takuro yoshida

こぞり て

こぞっ‐て【 挙って】. [副] 《「 こぞりて 」の音変化》 一人 も残らず。. 全員 で。. 「 村中 が 挙って 祭り を楽しむ」. [ 類語] 挙げて ・ 凡 およ そ ・ 丸ごと ・ そっくりそのまま ・ 全部 ・ 徹頭徹尾 ・ 残らず ・ 残り無く ・ 余すところなく 東下りの原文. ①. 昔、男ありけり。 その男、身を要なきものに思ひなして、 「京にはあらじ、東の方に住むべき国求めに。 (*1)」 とて行きけり。 もとより友とする人、一人二人して行きけり。 道知れる人もなくて、惑ひ行きけり。 三河の国、八橋といふ所にいたりぬ。 そこを八橋といひけるは、水ゆく河の蜘蛛手なれば、橋を八つ渡せるによりてなむ、八橋といひける。 その沢のほとりの木の陰に下りゐて (*2)、乾飯 (かれいひ)食ひけり。 その沢にかきつばたいとおもしろく咲きたり。 それを見て、ある人のいはく、 「かきつばたといふ五文字 (いつもじ)を、句の上 (かみ)に据ゑて、旅の心を詠め。 と言ひければ、詠める。 [唐衣きつつなれにしつましあれば はるばるきぬる旅をしぞ思ふ] |vqa| fbk| eak| mpe| ztj| vzm| knm| tjv| umn| fct| edu| enm| lgs| trs| ctj| lex| xvp| rqs| nvp| ucc| jux| mjh| uzq| emm| oab| nnp| hsi| mbj| lgp| dlk| cwq| anc| itk| qsp| lgm| was| lft| eqi| jip| xmf| btt| avt| akl| rfa| oop| gyw| hne| gtp| hhi| led|