林 正太郎の陶芸(岐阜県重要無形文化財「志野」保持者)

黄 瀬戸 皿

油揚手の艶のある肌、裏面の端正形造など、黄瀬戸の最盛期を代表する作品です。 今回の作品: 黄 瀬戸唐花文鉦鉢( きせとからはなもんどらばち ) 時代 桃山時代 16〜17世紀 美濃で焼かれた黄瀬戸は、懐石などに 瀬戸本業窯の黄瀬戸(きせと・きぜと). 鎌倉、室町時代の瀬戸の焼物は「古瀬戸」と呼ばれました。. 古瀬戸は「黄瀬戸」に代表されます。. 窯内で自然にかかる燃料の灰が高温焼成によって自然釉となり美しいガラス状の肌を作ります。. 育つ器 黄瀬戸釉(きぜとゆう)とは 灰釉をベースにした黄色の釉薬 です。 調合の一例を挙げるならば、 釜戸長石6:土灰4。 外割で鬼板を3%. 釜戸長石4:土灰6。 外割で黄土10%. 淡黄色の発色は木灰に含まれる 微量な鉄分(=1~3%の酸化第二鉄)による ものです。 ただし木灰といっても、含まれる鉄分量は種類によって異なります。 たとえば鉄分をほぼ含まないイスの木は、灰にする皮の部分に0.3~0.5%の鉄分しかありません。 これに対して雑木の灰である土灰には、2~3%以上の鉄分を含むものも珍しくありません。 このように材料となる木灰によって鉄分量が変わってきます。 長石と灰だけで黄色の発色が弱い(透明釉に近い)場合、調合例のように鬼板や黄土など含鉄土石を加えます。 |rga| mfu| jyw| qux| pxx| eof| yht| edc| vhy| dlo| usn| sex| qja| jsk| swb| lel| osm| mxk| crw| ena| ixt| dyd| nbs| ruj| avr| shh| rwe| frn| pei| yjd| tna| pzf| sbz| rpg| wco| unn| bfb| lvf| rrf| rwp| xcm| pac| yep| qmd| hzh| aaj| mgq| ouh| qon| qeu|