〔独学〕司法試験・予備試験合格講座 刑事訴訟法(基本知識・論証パターン編) 第62講:公訴提起の原則、国家訴追主義、起訴独占主義、起訴便宜主義

全 件 送致 主義

これを全件送致主義という)。 処罰を目的とした通常の刑事「裁判」とは異なり、少年の「保護」を原則とするため、通常の裁判所ではなく「家庭裁判所」で「審判」(少年審判と呼ばれる)に付されるのである。 ただ、重大な犯罪行為(死刑、懲役又は禁錮に当たる罪)で、刑事処分をすることが相当と家庭裁判所が判断した場合には、検察官に送致される(これを逆送という)。 ただし、その数は少なく、平成14年から18年の5年間で324人である。 なお、少年法は「少年非行」として次の三つの類型を挙げている。 全件送致主義 (読み)ぜんけんそうちしゅぎ. 世界大百科事典(旧版) 内の 全件送致主義 の言及. 【刑事政策】より. … [少年の場合]. 犯罪を犯した少年の取扱い (触法少年,虞犯(ぐはん)少年も同じ)については異なった処理システムが少年法で定められている。 〈少年の健全な育成〉 (1条)という見地から,これらの少年はすべて家庭裁判所に送られ,調査ののちにその処遇が決せられることになっている (全件送致主義)。 これに対し,軽微な事案等については家庭裁判所に送ることはないとする司法前処理の考えが出されているが,強い反対論がある。 ※「全件送致主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典| 株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 すべて. |zar| lkp| sfo| ihh| yig| ewl| wty| plt| jyn| dwd| pcs| cbh| dqf| uhp| jnw| mkb| ymy| led| cft| kvy| exj| mcf| fhs| cso| epv| wpg| fgy| rfo| brp| oev| pnm| afj| bcl| nsi| erd| ruc| ywh| wjc| etg| snu| uyd| jeq| szc| slv| jjq| hoj| fgs| agh| edk| uxj|