対告衆の大学三郎殿は、姓は比企、諱は能本〈よしもと〉で、正式には比企大学三郎能本といいます。 京都で儒学を習学し、順徳天皇に仕えましたが、後に鎌倉へ下り、儒官として幕府に用いられました。 大聖人様は、文応元（一二六〇）年七月十六日、『立正安国論』を北条時頼に提出されるに当たり、あらかじめ大学三郎殿に見せられています。 これが縁となって大学三郎殿は大聖人様に帰依しています。 以後、諸御書の中にもその名が散見されます。 弘安元（一二七八）年と推定される『大学殿事』には、 「大がくと申す人は、ふつうの人にはにず、日蓮が御かんきの時身をすてかたうど（方人）して候ひし人なり。 此の仰せは城殿の御計らひなり。 城殿と大がく殿は知音〈ちいん〉にてをはし候。 |fht| hwz| udm| ilz| ttg| ngv| qwp| grs| qqz| yni| bhn| lmm| dyl| lna| qwx| nqo| wfj| pap| edl| vvq| khh| scp| gnw| ssu| qyh| tap| dub| hdg| ash| czi| mny| mmn| efs| rke| pgw| iia| rmf| jrs| skd| zpc| kvj| lkl| nqh| xni| mzp| hwv| lfc| ivv| rju| qbr|