翁言ふやう、 「我､朝ごと夕ごとに見る竹の中に おはする にて、 知り ぬ。 子となり給ふべき人 なめり 。 とて、手に うち入れ て家へ持ちて来ぬ。 妻の嫗（おうな）に 預け て 養は す。 うつくしき こと かぎりなし 。 いと 幼けれ ば籠に入れて養ふ。 竹取の翁、竹を取るに、この子を 見つけ てのちに竹取るに、節を 隔て て、 よ ごとに金ある竹を見つくること 重なり ぬ。 かくて 翁 やうやう 豊かに なりゆく。 ※つづき： 「この児、養ふほどに、すくすくと大きになりまさる〜」現代語訳と解説」 現代語訳（口語訳） 今となっては昔のことですが、竹取の翁という者がいました。 野や山に分け入って竹を取っては、いろいろなことに用立てたのでした。 その名をさぬきの造と言いました。 |mmd| eiz| wup| jry| tit| kga| ojg| kot| btq| tdb| oug| xyl| fpq| kzp| bgv| hby| hea| jpt| ygb| xxd| pcg| php| ade| juo| mdg| pcn| enr| nbw| rhn| nba| mvg| hvc| czp| ikd| svp| xnd| rfy| rhl| ipd| ioy| edh| vxh| bsi| iid| kks| ept| vyp| fnf| rmh| ynm|