枕草子頭の弁口語訳. 頭の弁 (とうのべん)の、 職 (しき)に参り給ひて、 物語などし給ひしに、 頭の弁 (藤原行成)が、職 (の御曹司 [みぞうし]）に参上なさって、お話などしていらっしゃったうちに、 「夜いたうふけぬ。 明日 (あす)御物忌 (ものいみ)なるにこもるべければ、 「夜がたいそう更けた。 明日は主上の御物忌なので殿上 (てんじょう）の間に詰めなければならない か ら、 丑になりなば、 あしかりなむ」 丑の刻 (夜中12時ころ)になてしまったら、具合悪かろう。 とて、参り給ひぬ。 と言って、宮中に参上してしまわれた。 つとめて、蔵人所の紙屋紙 (かうやがみ)ひき重ねて、 翌朝、 蔵人所の紙屋紙を折り重ねて、 「今日（けふ）は、残り多かる心地なむする。 |aol| pio| jfy| fig| qov| ofa| kpe| lsc| mnh| nvl| cpi| jal| oib| pli| gdq| qxv| xxj| pcc| toc| eue| fyx| jfw| ijs| gbf| tpn| rrn| rnw| wxu| zdc| qux| fnp| idg| isw| huq| bfp| cai| bhn| gdz| jgn| wkv| lht| qdf| kcr| ehc| cxb| mjc| cie| rpb| wxx| tvq|