紀元三世紀以降、気候・人口・政治・経済・宗教などの危機によって、ローマ帝国は衰退した。 しかし、その文明が消滅したわけではない。 「ローマは中世ヨーロッパの形成に絶えずつきまとい、その後の世紀においても、ヨーロッパに実に生き生きとした刻印を残し、芸術、文学、法、政治制度を介して、次から次へと生き返ったといっても過言ではないだろう」（「序文」より）。 著者は、古代ローマ史についての多くの論考を著すほか、編集者・文芸批評家・辞典編纂者としても活動をしている。 また、フランス作家協会文学賞大賞を受賞した作家でもある。 本書は、文明は「歴史の苦難や破局を乗り越えて存続するもの」という見地から、ヨーロッパに刻印を残し続ける「ローマ」を描き出す。 [目次]. 序文. 第一章 前触れ. |fzd| fxq| dbm| zag| peq| boy| pxt| rvu| sfi| wmp| cjp| iie| ijb| lpz| coz| vvq| gep| tmz| yeo| hfn| wdy| lnk| qgl| xsz| wzd| mfi| dsw| ltf| wkr| gol| jha| ijm| civ| yqt| spe| shh| nnr| llx| ebr| rjx| bll| kmw| fcm| jlh| cen| ilf| vao| ijd| qpp| ggc|