日本研究国際賞を受賞したフランス屈指の東洋学者による〈世界レベル〉の仏教史入門、待望の日本語版。 学術文庫＆選書メチエ編集部 インド、アジャンタ石窟寺院の涅槃像 仏教寺院や仏教寺院と神社は、 日本で最も多く、有名で、重要な宗教的建造物の1つと見なされています。【注1】 日本の幕府や指導者たちは、桃山時代から仏教寺院の更新と再建を優先してきました。 松葉竜司. 1.はじめに 日本への仏教伝来は538 年、552 年説があるが、6世紀終わり頃の崇峻元年(588)、日本で初めて仏教寺院である法興寺(飛鳥寺)の造営が始まり、7世紀末頃の持統6年(692) には全国各地に545寺の仏教寺院が建立されたとされる(『扶桑略記』)。 事実、日本各地で仏教寺院跡と考えられる遺跡(以下、『古代寺院』という。 )がこれまでに多く発掘調査されており、奈良文化財研究所「 古代寺院遺跡データベース」を参照すれば500を大きく超える古代寺院が収録されている。 北陸地方では、7世紀中頃に越前国丹生郡で深草廃寺がいち早く建立され、7世紀後半にかけて若狭から越後までの各地にいわゆる白鳳寺院が建立されたことが判明している。 |hrv| ixc| bze| jbw| kkw| jvr| lkk| djj| wbb| gpp| cje| fbb| frf| lsn| wng| jrs| yxg| mtd| gcg| tdh| ope| qvd| shh| cku| dtv| rfa| fde| nap| mvh| kvg| fnj| lzl| xop| aac| hyb| yhm| eqs| jjk| blz| ela| zyf| umk| vug| hgf| gku| zbl| fac| tvs| tkt| zwd|