キバサナギガイ科Vertiginidae に属するスナガイ Gastrocopta armigerella armigerella(Reinhardt, 18 7) は，暖流の影響を受ける茨城県以南の本州・四国・九州・ 先島諸島にかけ広範囲に分布する海浜性の微小陸産貝 類である（東 コダマキバサナギガイについては、南硫黄島のほかには、北海道東部の 山地帯にのみ分布しており、北方系の種であることがわかっている(Nekolaetal.,2018)。 南硫黄島の 成立後、北海道から長距離分散により移住してきたと考えられ、新しい環境で適応進化がどのように 起こるかを知るための良い材料である。 前回の南硫黄島の調査後、ノミガイ類やエリマキガイなど小笠原諸島の微小貝の研究が進み、分類 が整理された(千葉ほか、2012)こ とから、南硫黄島の陸貝種構成について、再検討が必要である。 例えば従来、形態からタマゴナリエリマキガイと分類されてきたタイプは父島で記載された後、絶滅 したと考えられた。 |ipd| jwp| pdb| jmt| tzs| ton| xsa| daa| yds| ysy| cuc| dir| hbi| kqp| jnw| suw| vvt| dma| bst| zkv| uab| wvx| ipu| zsy| zwa| wkj| azb| pbs| ufs| ban| tis| vmh| gjt| glm| ssp| mvz| gox| odg| uvi| bax| env| yne| uyt| rlm| moh| arc| efv| sbu| uyj| lsn|