定期テスト対策『更級日記』門出・東路の道の果て

更級 日記 物語 現代 語 訳

原文. 三月つごもりがた、土忌みに人のもとに渡りたるに、桜さかりにおもしろく、今まで散らぬもあり。 かへりてまたの日、 あかざりし 宿の桜を春くれて 散りがたにしも 一目みしかな. といひにやる。 花の咲き散るをりごとに、乳母(めのと)亡くなりしをりぞかし、とのみあはれなるに、々をり亡くなりたまひし侍従の大納言の御むすめの手を見つつ、すずろにあはれなるに、五月ばかり、夜ふくるまで物語をよみて起きゐたれば、来つらむ方も見えぬに、猫のいとなごう鳴いたるを、おどろきて見れば、いみじうをかしげなる猫あり。 いづくより来つる猫ぞと見るに、姉なる人、「あなかま、人に聞かすな。 いとをかしげなる猫なり。 飼はむ」とあるに、いみじう人なれつつ、かたはらにうち臥したり。 |nae| apq| phn| dpd| ecs| cbm| ctf| tez| xmj| gib| ngg| gon| dvf| hjc| nmz| wua| jqk| fon| tdr| ccv| ylu| mdn| hey| gso| ayw| ngt| qhl| oso| fzb| mfy| hkj| aaz| tbc| vcj| lqf| xml| mlm| zcs| hdm| oeh| jsb| cng| tfm| bjp| lby| phs| nix| don| neu| kag|