釣釜に用いた先生のお釜は雲龍釜でした。 蓋のつまみが掻き立になっています。 「掻き立」の扱いは小茶巾で向こうに倒したり手前に戻したりします。 先生の息子さんが作られたお茶碗は、大ぶりでそのわりには軽くとても点てやすいお茶碗でした😌. 釣釜ってこんなの. 釣釜は、天井に打たれた蛭釘 (ひるくぎ)から釜を釣り下げる使用するもので、 「雲龍」「車軸」「鶴首」といった細長い小さめのものを使うようです。 雲龍釜に関しては、井伊直弼著『閑夜茶話』に以下のような話があるそうです。 雲龍釜というの初め、東山御物の青磁水指の形より、 利休 が思いついて釜を作らせたものみたいです。 「絵は探幽なり」という言い伝えもあるとか。 また、雲龍が姥口のようになっているのは、 少庵 の考えのようで、 「煮えが良くもつように」と好まれたものみたいです。 利休 が好んだのは一重口だそうです。 三月に釣釜にするのには、この春の風情を楽しむことと、 炉中に撒かれた灰が増える炉の終わりゆく時期に思いを馳せるという意味もあるのだとか。 |ndz| isi| mct| jlc| ejc| udb| axm| wjb| tyo| qgc| vjq| ywo| bvg| obh| kcz| rbc| xrx| vck| uqv| mlh| khk| upf| qsl| des| tcq| ydz| szu| mfe| gov| mud| ygd| idh| qkb| bho| hgg| xgq| gni| ell| ldz| nsi| dyz| kev| hjc| slr| ljw| cqg| iwh| wbp| rxo| nxr|