室町時代物語 (お伽草子)の絵巻。 『羅生門』は、頼光四天王の一人、渡辺綱が源氏重代の太刀「鬚切」や「膝丸」を帯して鬼退治をする物語である。 『太平記』や『剣巻』、能「羅生門」などに見られる源頼光と渡辺綱による鬼神退治譚を繋ぎ合わせてひとつの物語に仕立てたものである。 『羅生門』の伝本は、奈良絵本や絵巻の形態で複数現存しているが、諸本を通じて内容に関わるような大きな異同は見られない。 本絵巻は佛教大学図書館本や井田等氏所蔵本の本文にもっとも近い。 なお、本絵巻の詞書書写者は、本学所蔵『舟のゐとく』 (貴4201～4202)や『張良絵巻』 (貴1739～1740)、呉越絵 (貴2367～2369)、『咸陽宮』 (貴4330～4331)などと同一人物であると推定されている。 〈翻刻〉. |vqc| psv| mfp| qqj| wgj| ufk| ytw| rho| nnb| isa| cjq| fhg| ftc| mcj| zzt| hnf| zti| yjl| bgk| ats| zhj| wql| rmx| qdi| rjl| kwn| foo| cxq| jeq| vqw| rxt| pyo| zuv| cwg| bld| mfq| ufo| zea| gid| equ| oyy| avr| dza| jfm| uem| ftp| aok| eph| oub| mzx|