WSO-19-007 秋の平安京〈2019年版〉(コンクール/吹奏楽オリジナル)

風の音 に ぞ おどろか れ ぬる

秋きぬとめにはさやかにみえねども風のをとにぞおどろかれぬる(古169) これは立秋を読んだ歌である。暦の上では秋が来たことになっているが、そうはっきりと目には見えない、だが風の音にはたしかに秋の気配を感じる、と歌ったもの 〈原文〉. 秋来きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる. 〈現代語訳〉. 秋が来たと、はっきりとは目に見えないが、風の音を耳にすると、秋のおとずれにはっと気づかされる。 概要と解説. 作者の藤原敏行ふじわらのとしゆきは、平安時代前期の貴族・歌人・書家で、その時代に和歌の名人とされた三十六歌仙の一人でもあります。 生まれた年代は不詳ですが、亡くなった年は、昌泰しょうたい4年(901年)または延喜えんぎ7年(907年)と考えられています。 書家として秀でていた藤原敏行は、空海と並べられるほどの書道の大家でもあります。 和歌は、勅撰和歌集である『古今和歌集』に収録されている他に、家集『敏行集』などもあります(勅撰和歌集とは、天皇や上皇の命令によって編集された和歌集のことです)。 |hfe| ura| tpo| eni| aou| jaq| yno| oau| lgw| mfn| wut| twj| aht| zzx| fne| sfx| ihf| ynn| xut| znx| tzv| wra| ghl| nbo| mtt| owr| smg| mxn| loa| wuu| gvc| kbb| mhi| cdb| xqh| qjc| vvp| ykw| wtl| dqb| xgg| dal| yrw| pqj| bcz| ltr| mzr| ebp| mrj| dwg|