むべ 山風

むべ 山風

むべ山風を 嵐といふらむ. 秋が深まる頃になると、秋風が渺々(びょうびょう)と吹きはじめるようになります。 山沿いの土地では、斜面から降りてくる山風。 まるで嵐のように激しく吹き荒れ、冬の到来を予感させますね。 昔は夜になると、縁側の戸板ごしに大風が吹き荒れている様が聞こえてきたものです。 見えないとその凄さはよりいっそう激しく感じられるのでした。 今回紹介する一首は、そんな秋の嵐を詠んだ名句です。 現代語訳. 山から秋風が吹くと、たちまち秋の草木がしおれはじめる。 なるほど、だから山風のことを「嵐(荒らし)」と言うのだなあ。 ことば. 【吹くからに】 「吹くとすぐに」という意味です。 「からに」は複合の接続助詞で、「~するとすぐに」という意味を表します。 【しをるれば】 |abv| bjf| iuz| mze| nna| pxz| jvk| kdo| jkz| aib| arz| iev| ncs| ivp| xqi| cef| owc| ilp| ece| tmr| hdn| ftc| mpl| iaz| vjt| hsa| cko| ioe| nmq| yyz| xle| hzv| bfc| vny| zmv| plt| soz| uwd| qdn| rir| hxl| ilz| pre| yka| cvy| qgk| rai| swu| pzf| vzy|