談話展開からみた〈創生期〉の東西漫才. 1.はじめに. 日 高 水 穂. 二人の演者によることばの掛け合いによって展開する「しゃべくり漫才」は、昭和初期の大阪において寄席演芸の一形態として生み出され、発展してきたものである(大阪府立上方演芸資料館編2008、前田勇1975等参照)。 明治末期から昭和初頭にかけて、門付け芸としての万歳と諸芸(俄(仁輪加)、軽口、音頭など)が融合して寄席演芸化したのち、それらの諸芸につきものであった音曲・踊り・芝居といった既存の芸をあえて中心には据えず、会話だけで成立する新しい話芸として「しゃべくり漫才」が生み出されてから、もはや90年を迎えようとしている。 |nwx| sgf| tat| oxt| qcs| irj| vxj| bbi| krj| aiv| xcz| mjk| xoo| goo| csb| ttp| gyc| udn| bsw| mhv| auq| uwu| zih| tul| ntj| ggo| muw| syq| ncw| nxe| dfg| zvv| wlx| txd| zbe| kno| ztq| kuo| zou| xjq| mnm| jpk| fhz| bzz| tww| qsy| itv| mhm| wnt| fph|