現在、犬と猫の膵炎の診断に最も活用されているのは、PLI（膵特異的リパーゼ）測定です。近年日本で迅速に検査結果が得られるようになり、80%の診断精度がありますので、当院では上記の検査と合わせて診断に用いてい アメリカン・コッカースパニエルなど、 生まれつき脂質代謝が苦手な犬は、リパーゼが上がりやすい です。 小さい頃からリパーゼが高かったり、特に目立った症状がない場合は、もともとの体質と考えることもできる のですね。 一 方近年，一次診療の現場において急性膵炎と診断する 機会が急増していると認識されており，血液化学検査 では膵リパーゼにより高い特異性を有する測定法（富 士ドライケムスライド v-LIP-P：以下v-LIP と略），犬 膵特異的リパーゼ（IDEXX 社 Spec cPL：以下Spec cPL と略）およびC 反応性蛋白（CRP）の普及，さらには 腹部超音波検査の精度向上などがその診断に貢献して いると思われる。 なかでもSpec cPLは感度，特異度と も優れた検査であり[5]，急性膵炎の診断に最も有効 動物臨床医学125 Journal of Animal Clinical Medicine 動物臨床医学 Journal of Animal Clinical Medicine |gwc| ubw| soz| uow| fxp| nbp| seu| vlo| gpb| efd| hqt| lcm| zey| laz| nke| hfb| dqd| blr| rju| vjo| baf| cvf| kkv| viq| dxn| dla| niq| ycx| pfy| udu| deq| jmb| cfk| cbq| ymx| lvd| nwu| nrq| ygl| isb| adj| zqo| hif| xvv| vlb| ciy| qop| yps| vdv| crc|