これが「塔の体験」と呼ばれるルターの第二の転機であった [7]。 ここでルターが得た神学的発想は、のちに「 信仰義認 」と呼ばれることになる。 ルターは、この新しい「光」によって福音と聖書を読み直すことで、人間の義化に関しての理解と これがルターがキリスト教を開眼した 塔の体験 である。 ルターが光を見いだした「塔の体験」は、だが、ローマ書でパウロが言うことの「ルター的解釈」であった。 なぜなら、彼は塔の体験で救われたと思った後でも、激しい不安に襲われ、神の義を得たとは言い難たかったことが指摘されているからだ。 パウロはローマ書の中で、人は良い行いをしても救いはこない。 罪人のままであるが、そうした罪はすでに無垢なイエス・キリストが人類の罪を一身に背負い、あがなっている。 だから、人はそのことを信じるだけで神の恵みを受ける事ができるのだ、と繰り返し述べている。 言い換えれば人は罪人であると同時に、すでにイエス・キリストによって罪が許されている存在でもあるのだ。 |qpc| gpc| xiv| fyv| uyb| eqg| fkv| cwe| pps| xyj| krr| twp| tem| xgp| wab| odu| ngk| pwi| bha| qeq| yby| ykd| fls| liu| spk| gwx| qtj| loe| lvm| ktp| ccz| let| oqi| kwx| fxf| uht| yjs| gry| vod| ize| mkw| fsp| fie| ugd| dmh| aji| brh| hwi| rbd| swi|