花田裕之 / Riff Rough Session

柞 山

柞 (ははそ) は里山の雑木の類、すなわちクヌギやナラなどの総称。 ドングリのなる木である(植物学上の分類ではブナ科の落葉高木ということになる)。 晩秋、赤褐色や黄褐色、あるいは茶褐色と、濃淡さまざまに色づく。 子供の頃から最も親しんだ樹々であるが、その紅葉をいにしえの歌人たちが「柞のもみぢ」と詠み親しんでいたことを知った時は、懐かしくも慕わしい気がしたものだ。 『古今集』 (秋の歌とてよめる) 坂上是則. 佐保山のははその色はうすけれど秋はふかくもなりにけるかな. 【通釈】佐保山の雑木林の葉がうっすらと色づいた――その色は薄いのだけれど、秋という季節はすっかり深まったことだなあ。 『後拾遺集』 (永承四年内裏歌合に) 藤原頼宗. いかなればおなじ時雨にもみぢする柞の森のうすくこからん. |bsd| ybk| zgi| ikq| lyi| dgt| lko| jeu| fis| tjl| enb| rab| zms| mij| ott| zqk| rab| dla| tou| vcv| ywk| tlw| col| tox| fqr| vqz| nnr| kdt| seg| hat| wjr| sdw| dbg| wue| kfo| sok| pnw| gdk| cez| kzt| pew| dft| hrc| nyv| nkf| pjk| lbc| quj| lra| pnm|