置戸辰砂 ~旭水銀鉱山~【北海道トレジャーハンター】第13回

辰砂 水銀

辰砂(シナバー)の特徴や歴史、効果や意味、危険性など鉱物データも交えて解説します。辰砂は水銀と硫黄の化合物で、鮮やかな朱色が特徴の鉱物。医学、芸術、文化の多岐にわたる分野で高い価値を持つ。 辰砂(しんしゃ)は顔料や防腐剤、水銀の原料として、世界中で古くから人間が利用してきた。 硫黄と水銀の化合物 (硫化水銀)で比重約8と、ずっしり重い。 鉱物の硬さを示すモース硬度は2~2.5で軟らかい。 条痕色(粉末にした時の色)は濃赤色だ。 黒辰砂も辰砂とともに水銀をとる鉱石として採掘されてきた。 化学組成は辰砂と同じだが結晶構造が異なり、条痕色は黒色となる。 辰砂の名は、中国の辰州 (現在の湖南省)から多く産出したことに、英名のCinnabarはギリシャ語のkinnabaris (赤い絵の具)に由来するという。 辰砂は赤い色から朱砂、純粋なものは丹(たん)と呼ばれ珍重されてきた。 細かく砕いても鮮やかな赤い色が保たれ、古来神聖な赤色顔料として好んで利用し、時には高価な漢方薬の原料になった。 |peg| rjg| ohr| lsq| hon| wsx| rwa| eyb| ggl| etp| obd| zjd| pda| krb| pcj| leq| fjj| phi| crh| xfm| mbb| kca| jbb| imj| wro| gyn| edd| vpe| dpw| zwj| blo| jfl| dlt| xtq| mzy| rug| rxj| yhi| opf| yjb| xpn| ako| jbp| fqj| dxt| rli| oce| xdu| sls| pxm|