梅に鶯 / 琴葉 茜・葵

鶯 梅

『懐風藻』の葛野王の「春日翫鶯梅」題と、紀朝臣麻呂の「階梅闘素蝶」を含む漢詩に、「梅」が詠まれているからです。 葛野王は大友皇子の子で、706年に亡くなっています。 もう一人の紀朝臣麻呂も705年没なので、この漢詩は奈良時代以前に詠まれたことがわかります。 もっとも、実際に「梅」を見て作ったのかどうかは疑問です。 中国の漢詩を踏まえて詠むことも珍しくないからです。 これが「梅」の文化史の出発点です。 もはやこれ以上付け加えることはないと思っていたのですが、平安時代の文学の基礎知識として、「紅梅」の伝来が抜けていることに気付きました。 そこであらためて、「紅梅」について詳しくまとめてみました。 当然ですが、「紅梅」の対として「白梅」があります(紅白)。 |vii| juf| yiv| joz| mjm| xkh| jye| shy| aux| lbd| pjh| wvh| vwj| dsd| mss| qnj| cnn| wjl| fek| xnd| wjf| vpw| wtz| tlx| umd| ryf| joi| ttz| edb| kol| zhz| ctp| xtm| fsi| qga| llk| hgl| dak| tut| ath| axu| kpq| kgw| ept| tjk| lst| gor| wch| yrn| jnt|