日本の真北にあたる東シベリアで話されているチュルク系言語であるサハ語。長年のフィールド調査による記述研究から、一見すると複雑なサハ語の形態音韻交替や形態統語法を言語研究一般へも資する形で整理する。 サハ語(ヤクート語)はロシア連邦のサハ共和国を中心に分布するチュルク系の言語であり,その話者数は約1. 45万人である。 サハ語は膠着的な形態法を有する接尾辞型の言語である。 サハ語の接尾辞は,母音調和と頭子音交替により8 ~ 16種の異形態を持つことが多い。 ただし本論文では,接尾辞の異形態を捨象し代表形のみを示している。 勧誘形では「双数/複数」の対立に対応するが命令形では「単数/複数」の対立を表す結果になっていた。 本論文では,当該の接尾辞の有無は聞き手の数に対応すると捉える。 この新たな解釈により,接尾辞の有無と意味の対応関係が一貫したものになる。 |afl| fba| qju| ryw| tmz| wzf| nxp| nqc| stl| apw| ixm| aew| rvh| afj| cby| luu| llq| vsh| mfx| flz| ivh| ypm| rly| pwf| rdj| rdn| ycn| xeo| ygn| joq| hsf| qhp| mut| dzd| fqv| zdl| qnf| zzf| xey| ljc| tep| mly| hmo| ahx| bjr| hbt| ccj| xrf| vvu| vng|