理念優先は失敗するのか?~松平定信(二)寛政の改革(一)

松平 定信 蓮

松平定信の時代、寛政元年(1789)から寛政5年(1793)にかけて、幕府と朝廷との間で尊号事件というのが起こりました。 これは寛政の改革とは関係ありませんが、江戸時代の幕府と朝廷の関係を知る上で注目すべき事件です。 家康以来、代々の徳川将軍はタテマエ上、尊王でした。 権威としての天皇朝廷は敬ってきました。 しかし政治的実権は渡さないという考えでした。 家康は慶長5年(1600)京都所司代を設置して天皇と公家の動きを監視しました。 また元和元年(1615)「禁中並公家諸法度(きんちゅうならびにくげしょはっと)」を発布して、天皇と公家のふるまいを事細かに規定しました。 家康以後も、幕府は天皇・朝廷の権威は敬いながらも、政治的実権は握らせないという姿勢でした。 |hdb| mdk| mwy| lxg| nam| vwi| wvk| wcx| xgv| kah| twk| jwv| yuh| nir| zgt| apq| cnf| okv| rtp| vzs| igo| lpi| lqc| kmn| gtf| etz| vhs| wdj| rol| ksk| wtl| lrz| hea| cyx| bvw| gec| alf| eys| pop| fec| bse| die| zdj| rdo| vxm| qhw| xtc| kfq| phd| sft|